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16/08/31

ウッドスタンドが久々に補充できました。ご注文頂いていたお客様には、たいへんお待たせして申し訳ありませんでした。
名前をロッドスタンドではなく、ウッドスタンドとしているのは、部屋の中であらゆる立てかけて収納できるから。例えば傘(乾燥状態に限る)、杖、ポスターなどなど。 フライの方でしたら一般的なロッドチューブが1箇所に4本は立てられますから4連で16本が収納可能です。渓流用、本流用、海用合わせても16本に及ぶには相当の時間がかかります。

むき出しの渓流用のロッドならば上手にどさっと入れれば 、1箇所でかなりの本数(おそらく7本以上)は収納可能です。 もちろん布製のロッドソックスに収納してもきっと格好良いインテリアに早変わりです。 スタンドの表面仕上げはオイルフィニッシュですから、もしも傷が入れば、ペーパーヤスリで消し消し、そしてご自身でオイル塗布のピカピカに磨く楽しみもご提供しています。


CASKET WOOD STAND 4  ¥30,000(税別)
4連はロッドもポスターもたくさん入りますが、少しスカスカに余白がある方がお洒落に見えますです、ハイ。
CASKET WOOD STAND 3  ¥26,000(税別)
秀逸なシンプルなデザイン。前後、前後ろがないデザインですから部屋の中央においてパーテーションにも使えます、ハイ。

16/08/30
【フィルソン・オイル抜きのベストを作りました!】

どこまでフィルソンのベストが好きなんだか・・・(苦笑)今度はオイル抜きを業者に依頼してカスタムバージョンのフォウルウエザーベストを仕上げました。一番上が「未使用のオイルドコットン」、二段目中央が僕が洗濯してオイル抜きをした「使用済みのオイルドコットン*」(*洗濯回数は10回超。)」そして今回初めて、専門の業者に脱脂加工(オイル抜き)を施してもらった「オイル抜き・コットン」仕様です。
雰囲気的には自分の洗濯を何度もして風格が出てきた二段目のオイル抜き状態のコットンもいいでしょ!と思いますが、業者に依頼して完璧に脱脂したコットンは若干、色味がベージュ調のグリーンに変わって、これまた違ういい雰囲気です。

僕自身、オイルドコットンはバーヴァーのジャケットをはじめ、昔からその雰囲気が好きなのですが、いざ使うとなると色々と困る点もありました。そして実は、防水のためのオイル加工と言いながら、濡れた時が一番、僕は嫌いという悲しい現実・・・。オイルフィニッシュの新品のまま渓流で使ったことがあるのですが、もちろんジャブジャブと進み、ポケットの中まで濡れるわけです。そうすると中に入れていたボックスまでもヌルヌルになってしまって、ロッドを握る手も滑って投げづらくなってしまった苦い経験があります。それ以来、フォウルウエザーベストは下ろす度に自分で洗濯してオイル抜きを施してから使用しています。(現在3枚目)そんな話をしているとお客様の中にもそう言った方がいらっしゃって、業者にオイル抜きをしてもらうと色が変わってしまうけど、とてもスッキリの良い感じだよと教えてもらい、今回のカスタムバージョンをご用意した次第です。


FILSON FOUL WEATHER VEST Oiled Cotton
¥35,000(税別)
オイルドコットンは自分で何度も洗って、せっせと育てていくのもあり。はじめは使いづらいが、バックパック要らずのこのベストはとにかく永遠のベストの一つです。
FILSON FOUL WEATHER VEST Remove OIL
¥40,000(税別)
オイルがまったく苦手な方、他人とは差を付けたい方ははこちらです。オイル抜き業者を教えてくださった方はレザーの色も変えて楽しんでありました。

16/08/29(本日二度目の更新)

僕が渓流にいそいそと出掛けている間に、クルーズメンバーに残された独身貴族の水上さんが 値千金なオオマサをゲットしていました。水上さんはクルーズ乗船の際は手作りのおにぎり持参なので、彼を既婚者だと思っている方もありますが、立派な独身貴族です。もちろん男が好きなわけでもありません。(たぶん・・・)そして最近、40歳を過ぎてなお、独身を貫く漢達(おとこ)に神様がオオマサのご褒美を授けているようです。

ペンペン(シイラの子供)を追いかける巨大なヒラマサ。先日に僕が本日紹介するγ160でフックアウトしたのも、そんなヒラマサでした。 水上さんがこのとき使用したルアーはγ160ではなくγ90Lでしたが、シイラ捕食のヒラマサには大型プラグが特に有効です。

たしか昨年も僕が暑い渓流でヤマメを狙っていると、水上さんからオオマサ(18kg)のメールが来ました。間違いなく夏マサはあなたを好いています。魚に好かれ過ぎて、嫁さんはさっぱりです。 「嫁とオオマサどっちがいいの?」って聞くと彼は真っ先に「オオマサ!」。またひとつ、彼が目標に近づいた19.5kg。おめでとう、水上さん、次こそ20kg超え、もしくは嫁さんだぜ!


カーペンター カーペンター

カーペンター γ160H  ¥11,764円〜(税抜)

カーペンター γ160  ¥8,754円〜(税抜)

GT狙いのメインルアー、巨大なヒラマサが大型のベイトを捕食している時にかなり強いプラグとなります。販売に際しては左の160Hも個数制限がありますので、ご注意ください。γ160上限数2個、γ160H上限数2個。よって合計4個までは購入できます。

【カーペンターのルアー発売時期の公開および入荷情報配信について修正とお詫び|2016.08.29】
カーペンターの入荷商品の公開時期については、直前であっても公平を期すため、お問い合わせ頂いてもお応えいたしません。お電話やメールで問い合わせなさらぬようお願いいたします。また以前よりカーペンター情報の配信サービスを行っておりましたが、数量が少ないのに、アクセスが集中してサーバーがパンク状態になったり、様々に販売に関して要望や意見を言われる方も出てきて収集がつかなくなっております。よってすべての入荷情報をお知らせするのではなく、こちらの判断で適宜ご案内させて頂く方針といたします。何卒ご理解の上、ご容赦頂きますようお願い申し上げます。

16/08/29

先週末もよく歩きました。13,000歩くらい歩き、気持ちよく疲れて、足がふらふら。街中や公園を歩けと言われてもこんなに歩けるものではありません。目の前に現れる瀬と淵に、ついつい足が上へ上へと向かいます。この日は色々と試したいこと、見たいものがあったのですが、同行の天野さんのおかげで収穫の多い渓流の一日となりました。


地元の人から、山の方はずいぶん涼しくなったよと聞いて、季節を先取りした秋色のヤマメが居そうな上流を目指します。目当ての魚は少し変わった「無黒点の山女魚」です。この川で特に多く見かけます。


ご覧のとおり、釣れるヤマメはほとんどが黒点がありません。胸びれの鮮やかなオレンジ、朱赤と白に棚引くヒレも健在、どうやらこの谷の原種は今年も守られているようです。本来はこの無黒点の尺サイズを釣りたかったのですが、、、、雨前のカラカラの流れでは出て来てくれませんでした 。


源流でも良い仕事をしてくれるハッスルトラッド。こんな谷では501が気分ですが、502もキレキレの動きで魚を出してきます。先日、直結も良いですよと書きましたが、さらに使いやすく、良い結果が出るようなシステムをあれから考案しました。現在テスト中ですが、次回のハッスルトラッドから広く皆様にも試して頂こうと、追加搭載を予定しています。

さて、今週も秋に向けて様々な商品の入荷を予定しています。忙しくなりますよ!


16/08/27

昨日より、ボロンハンドルの販売を開始いたしました。エンドウッドが長いバージョンはこれで最後の販売となりそうです。
今後は写真右のエンドリングと呼ぶことにするエンド金具へと変更になります。カスケットのトラウトロッドは傷がよくつくエンドの金具は交換が可能ですが、もちろん今回の金具も交換は可能であり、これまでのウッドを挟まないエンド金具も装着が可能です。

新しいエンド金具(右)はこれまでのなだらかなラインではなく、やや尖ったデザインにリールシートのネジにも見られるローレットリングが付属となります。新デザインにもかなり手応えを感じているのですが、長く親しんだエンドウッドが大きいデザインも捨て難く思う方も多いです。
さ、この楽しい選択を大いに悩んでくださいませ。皆様も良い週末を!
16/08/26

シムス秋の新作が入荷してきています。まだまだ暑いので(苦笑)少しづつオススメアイテムをレポートします。
さて、本日は暑い今でも使えそうな渓流用グローブをご紹介します。ワークブックで見ていた時から期待していたグローブです。
僕は、手の皮が薄くて柔らかいので、怪我防止に渓流では必ずグローブをします。モンベルのシャミースのハーフフィンガーも愛用していますが、シムス製の薄手ハーフフィンガーグローブに期待していました。そしてそれは裏切られることはありませんでした。

【SIMMS Tightlines Grove】
素材:タクテル38%、ポリエステル52%、スパンデックス10%

新素材Tactel タクテルは非常に柔らかく、しなやかな伸縮性、そして驚くほどの強度を備えたナイロン素材です。
さらにDWR(耐久性撥水)コーティングにより小雨などから保護し、耐摩耗フリースにより保温性があります。
はめごこちはとてもしなやかなで肌馴染みが良く、しっとりと馴染む感じです。ゴアテックスグローブのインナーグローブとしても重宝します。

(左)手甲周囲:21cm、手首周囲:16.5cm、 (2)右:手甲周囲:23cm、手首周囲:18cm
非常に伸びがいいので、右のスタッフの古和は最後までサイズを悩んでいました。慣れない新婚の指輪が薬指にギュッと食い込んでおります。(笑)
手が小さめの僕はサイズSでジャストフィット。古和は分厚めの掌なので、Sでも使える感じでしたが、最終的には何度も脱着することを考え、サイズMを選んでおりました。ご参考になれば幸いです。


シムス

SIMMS タイトライングローブ  ¥4,200円(税抜)
しなやかで速乾、保温に優れ、耐久性もあり。一年中使えそうなグローブの登場です。

 


16/08/25

もうじき、ボロンハンドルの販売をさせて頂こうと準備中です。
実は今回の販売を最終にコルク、およびエンド形状のデザイン変更を行います。

リニューアルはそれぞれのハンドルで段階的に行われますが、これまでの高さ(長さ)25mmのエンドウッドと呼んでいたものはデザインからなくなり、ご覧のエンドリングへと変更になります。 銘木の枯渇は進む一方です。少しでも多くのハンドルを完成させたい意図とデザイン性をさらに高度にしたいという結集の意匠となります。これまでのエンドウッドに代わり下部には集積コルクで補強されます。

これまでのデザインも今回が最後のリリース。名残惜しく感じて頂ける方、新しいデザインを気に入ってくださる方もそれぞれあると思います。 選んで頂くのお客様ということでニューデザインの報告を早めにした次第です。贅沢にエンドウッドを使用したデザインのボロンハンドル。在庫限りで終了ですので、ぜひお見逃しなく!
16/08/24
2016New Report happy stream day : Casket AMB : MAKOTO OMORI

週末、渇水の中 購入したベゼルにて素敵な思い出つくりました♪
いやいや フライマンが叩いた後、沢山釣れすぎ、 ビックリです!笑

カメラ、キャノンEOSX7で決定しましたがレンズ。。。。これまた悩みますね~大笑
年末 カスケットカスタムロッド注文したいのですが。。。 本気で迷走中です。


大森様、投稿ありがとうございます。模様様々なマダラ濃いヤマメに岩魚。一つの淵でこんなに釣れれば、誰もいないのそ〜っと確認して、「うおー、俺ってすごぃー!」っと歓喜の叫びを上げたくなりますね。(笑)フライの方には気の毒ですが、虫ではなくてもっと大きなものを食べたかったのでしょうね。 ブラックのベゼルに、特注カスタムのアルセドクライマーコンクルージョンなど。大森様の夏の一日にカスケットの道具がお役に立てて、たいへん嬉しく、光栄に感じます。良いカメラとレンズを携えて、シーズンもあと少し、皆様も良い釣りの一日を。

防水透湿ジャケット「ルーカステイラーver 2016」の受付準備が整いつつあります。
納品は今年末か翌年明けとなりますが、ぜひご覧になってください。

16/08/23

色々と多岐に渡る新作が同時に進行していて、設計、企画そして製品テストや試作を繰り返しています。そんな中、僕の設計ミスが発覚。(もちろん全部やり直し)ずいぶん失敗して乗越えてきたはずのことも、また次の課題が現れる、通用しない、うまく行かない日もある。だって釣りがそうですもんね。くじけませんよ。
先日、そんな気持ちを落ち着けようと機械式時計の分解を解説する本を夜更けに読みました。 もちろん分解なんて、ぜったいやるつもりも技量もありません。「いったい、どうやってこんなに正確な時間や月日を組み立てていくのだろう。」っと。
結果、、、、内容が凄すぎて、仕事の参考になるところはまったくなし。続く失敗に悶々として寝付けなかった僕を一気に眠りの底へ落としてくれました。(笑) 皆様、夏バテしてませんか?
16/08/22

今年はさらに暑い九州です。ジリジリとした直射日光の下で、尺ちょうどか少しありそうな夏ヤマメがハッスルトラッドを引ったくりました。背中も分厚く、よくエサを食べている個体でした。惜しいのは、まさに真上から陽の光で液晶も見づらくて、パーマーク模様がくっきり写せなかったのが悔しい・・・。

ロッドは愛竿のレボリューションRB55MS-US。このほか、ベイトリールが投げやすいコンセプトのテーパー設計にしたブランクのテストを進めています。実はこれで2回目の試作なのですが、とても良い感じのブランクに仕上がってきています。名前も二転三転しており、使ううちにまた閃きそうなので、まだ発表しません。

ハッスルトラッド、頑張って解禁中にもう一度販売を予定しています。エビカラーは視認性もよく、ヤマメにも好かれているようなので、配色は同形ながらパターンを変えて、使いやすいカラーも塗っています。さらにトラッドのウッド、バルサのトラッドは改良を加えるうちに、解禁中の製作が難しい状況になりました、皆様には申し訳ありません。オフの買い物の楽しみとしてくださいませ。

今週も額に汗しつつ、頑張って参ります! 台風進路の皆様はどうか気をつけて!

16/08/19
Looking back upon happy stream day! CASKET AMB : SHIN-ICHI NAGAMORI

リリースの時、こんなにも「名残惜しい」と思わせるヤマメに逢えるとは思いませんでした。 大げさかもしれませんが、私の釣り人生の中でもベスト3に入る雄ヤマメを見てやってください。 サイズはこれで30センチジャストとは思えない風格、異様にデカイ頭と鰭、少し曲がった鼻と体側うっすら 婚姻色を纏ったパーマーク・・・どれもが僕にとって理想の完璧なヤマメでした。

そしてラッキーな事に、唯一見つけた撮影ポイントは水通しが良く、魚がすべて浸る深さでした。 お蔭で魚が暴れることもなく、「俺を撮ってくれ」と言わんばかりに、ずっとじっとしててくれました。 さらにアブが居ない場所だったのも助かりました。

今振り返ると、釣れた喜びよりも、この魚だけは失敗しないように写真を撮ろうと夢中でした。 気づいたら30分もの間、100枚以上も撮り続け、これまでの失敗や反省点を踏まえた撮影は帰宅後のパソコンで見て、その出来栄えに、ようやく喜びが湧いてきた感じでした。

タックルデータ
ロット:アルセドクライマーACB50LS、 リール:イグジスト2004、 ライン:トラウトブラッキン5ポンド
ルアー:カスケット&クリアーウッドコラボu-MS4S、 ネット:コンクルージョンST26

フォトデータ
カメラ:Canon EOS 5DIII、レンズ:SIGMA 35mm 1:1.4DG、 Canon MACRO 100mm

こんなヤマメとの出会いは暑い夏の一日。そんな気がいたします。永森さん、少し、いやずいぶんと紹介が遅れましたがおめでとうございます。柄模様や色、肌艶、鼻落ち、鰭の長さ、そして僕個人的にですが、黒くなく、まだ最期を意識させない、若くて逞しい個体が最上だと思いますので、仰るように素晴らしいパーフェクトなヤマメだと思います。そして同時にこんな魚が棲む日本の渓流を誇らしく感じました。

さて、レンズはシグマというのが福島の永森さんらしい地元愛のセレクト!(シグマ工場は福島県会津)いいや、最近のシグマはやり込んだ人達が唸るようなレンズを世に出してくれています。そしてこの素晴らしいヤマメに便乗して、本日コンクルージョンを公開しました。少し大きめのサイズが出来上がりました。本流サイズばかりですがご検討よろしくお願いします。


コンクルージョン アルセドクライマー

カスケット コンクルージョン各種 ¥60,600円〜(税抜)
軽量なオイルフィニッシュで、傷も味わいとなっていくランディングネット。小傷であれば自身でサンディングして、オイルメンテナンスする事で修復できるのも特徴です。

カスケット アルセドクライマーACB50LS ¥36,191円(税抜)
ソリッドティップを搭載した並継ぎと印籠継ぎを組み合わせた仕舞寸法最小サイズのアルセドクライマーです。ソリッドティップは振り込みの操作がしやすくコンパクトなキャストを実現します。

トラウトプラッギン

カスケット トラウトプラッギン ¥2,600(税抜)
蛍光グリーンで柔らかなトラウトプラッギンは優雅なミノーイングを演出すると同時にクッション性もあり、バラシ激減、渓魚の口を破ることもありません。

 

 


16/08/18

今年の渓流シーズンも後半ですが、フェルトブーツのスタッドを打ち変えました。なんだか最近、掛かりが悪いなとは思っていたのですが、手前右のスタッドなんかは山がなくなっていて取るのも大変でした。ケチっても安全には替えられません。それにフェルトの交換時期も長くなるのでスタッド打ちはオススメですよ。

シムスのフェルト専用ブーツスタッドは20個入りなので、片側10個が理想ですが、先日、フェルトのすり減りをチェックした時に先端のラバーまで削れようとしていたのを見て慌てて、先端(下写真の11番)を追加しました。

ですから、これから打つ方は1番と10番を近づけて、11番をなくした方が経済的には良いと思います。僕の使い方だと、この外周ぐるり、特に前部が多めで土踏まずの部分は打たず、後部はバランスよく打つ配置がオールラウンドに滑りにくいと感じました。歩く時って意外とフェルトの角(エッジ)を使っていて、ここが減ると岩をへつりにくい。外周のスタッドは草土にも掛かりやすく、フェルト自体も減りにくいです。そして中央にはフェルトの接地面が多いので丸石にもよく接地するというわけです。
電動ドリルをお持ちの方は1/4"HEXのビットソケットがあると便利です。日本規格の6mmや6.5mmでは微妙に掛かりませんのでご注意を!



 

SIMMS ハードバイトブーツスタッヅ(フェルト) ¥4,000(税別)
しっかり使う方のためにフェルト用は180個入りの徳用パックもございます。(現在は品切れ)ちなみに20個単価は¥200、180個入りは¥177(¥31,860)です。20個入りをフェルト交換の度に買うのがオススメかもしれません。


16/08/17

先日ご紹介したフィルソンのウエストパックですが、来年から価格改訂で18,000円から15,500円になることが決定。そこで今回入荷分もこの価格に先行的に切り替えての販売が可能になりました。 先にご予約のお客様も15,500円(税別)でご提供いたします。皆様へ納品前に決めることが出来て良かった!

オフの日のミリタリーボディバッグとしても使えそうなフィルソンのウエストパックはフロントにボタン付きポケットが2箇所。見えづらいですがサイドに本来はフロータントなどを入れられそうな小さなポケットが2箇所あります。フロントにパカパカの携帯電話は余裕で入りますが、iPhone6はご覧のように、ギリギリフックボタンが留まる程度です。 これよりも小型のスマホは入れても良いですが、個人的には構わず歩き回る場合は中央のメインポケットに仕舞った方が良いと思いました。

その中央のメイン部分のジッパー内部は長財布も入り、前後の内ポケットが合計4箇所。
鍵などガチャガチャと当たって困るものなどをスッキリと小分け収納できます。
背面にはボタンなしのポケットが2箇所。 バッグ全体を身体前のフロントに持ってきた時には 一時的にスマホなどを入れることは出来そうです。

あ、ここまで書いておいて、「フィッシングウエストパック」だったということを思い出しました。(笑)



 

FILSON フィッシングウエストパック ¥15,500(税別)
フィッシング用としてここまで雰囲気のあるオールコットンのウエストバッグはありません。フライパッチのムートンがさりげに、「趣味は渓流釣りです。」を語るイテムです。


16/08/16

なんだか内股みたいでキモチの悪い立ち姿ですが、お盆休みを頂いておりました。本日よりスタッフ全員リフレッシュを完了し、通常営業を再開です。 先日、ボウイ50S(在庫あり)を届けてくださったイトウクラフトさんのNEWSにもアブの猛攻撃とありましたが、東北もですか!今年の九州もアブが凄いです。ゲーターの隙間の薄手のスパッツをめがけて、まるで養蜂家の蜂の巣に近づいたかのようにアブが群がってきて足を刺されまくりました。少し暑いけど次回は分厚めのライトネオプレンタイツを早くも持ち出そうかと思うほどです。
この日のトップはSIMMSのウエーダーウイックコアクルーネックという本来アンダーシャツ。快適なこのシャツはトップスとして使ってもクールなデザインです。防臭効果も高く、僕の汗臭さを軽減させたからか、黒でなかったせいか?上半身にはアブが来ませんでした。スパッツの色は来年考えようかな・・・(苦笑)

特別なスレッドカラーのアルセドクライマー。ACB52MSをシングルとベリーショートの2タイプを持ちたいと言う方にも熱望を頂きました。僕だけの仕様としたいとところですが、そうもいきませんね。シーズンオフの受付開始をどうかお待ちくださいませ。
そして、今季から投入した新たなカラー「カンタロウ」なかなか良い仕事をしてくれます。僕自身もかなり気に入ったので、ホロバージョンで再販します。予定では今月末から来月頭を目標に、他にも新色を予定しております。

今年は昨年に比べてかなり暑い九州ですがお盆を過ぎて少しは涼しくなって欲しい・・・・。 さ、今週からまた頑張って参ります!


16/08/12

カスケットの「BORONトラウトロッドシリーズ」ボロンの効用、目的の説明は何度も書いているので省略させて頂くとして。(知らない方はこちら) 何度にも渡る更新、変化を遂げてきて現在のカスケットのロッドは脱着式のボロンハンドル、ベゼルグリップ(+BORON)に至り、 すべてのロッドブランクに今春より「BORON」ロゴを追加しました。これはあくまでカスケットのハンドルまたはベゼルグリップを使用する前提でブランク本体にはボロンはコンポジットされていません。誤解のないようお願いします。

カーボンよりもはるかに高価で管理の難しいボロン。大量仕入れもしなけらばならないうえに、製作の消費期限もある厄介な素材です。 そこまでしてボロンの効果や性能を感じられるかどうかは感覚的なものとして、(苦笑)「-BORON-トラウトロッド」の響きは僕らの世代にとっては、いつまでも憧れの高級素材であるように思います。 渓魚釣りは数や型を競うものではなく、川に入る気分や雰囲気も大事にしたい・・・。物語というか、付加価値と呼べる道具も僕は大事にしたいと思います。さて、深山の渓の欠片、尺を少し超えるヤマメはすでに秋を意識し、なかなかの面構えをしていました。
TACKLE| ロッド:アルセドクライマーACB52MS、ルアー:ハッスルトラッド502(カンタロウ)、ライン:トラウトプラッギン5lb

明日からお盆休みを頂きます。ご注文やメールの返信は16日以降となりますのでご容赦ください。
水の事故も多い季節です。小さなお子様と水辺で遊ぶ際はどうぞ気をつけて。良い休日を!


16/08/11

フィルソンのフィッシングウエストパックが久々に入荷します。(出荷はお盆明けの8/20からを予定。)
一時期オーダー表からも消え、2年以上のブランクがあると思います。
今回、カスケットのオーダーの声を聞いて頂いてかなり久しぶりに生産したと聞いています。フィルソンファンの方は入手のチャンスだと思います。ウエストで使用することはもちろん、普段使いのボディバッグとしても使えます。 ポケットが多いので、携帯や鍵、カードやチケットなど、瞬時に取り出したいモノを外部ポケットに配置して、本体には小型のミラーレスカメラも収納出来ますよ 。




 

FILSON フィッシングウエストパック ¥15,500(税別)
フィッシング用としてここまで雰囲気のあるオールコットンのウエストバッグはありません。フライパッチのムートンがさりげに、「趣味は渓流釣りです。」を語ってくれます。


16/08/10

大学生の時、九州の石橋をテーマに卒論を書いたことがありました。勇壮なアーチ橋が美しくて、九州各地を車で駆け回っては写真に納めていましたね。今回の地震で、熊本城はご存知の通り、有名な矢部の通潤橋を始めいくつかの石橋でも被害が出たとのことで、崩れた橋がこのまま復興の後回しになって、そのまま埋もれていくのではと心配していました。 実際、生活に直結する道路や住宅の復興が最優先だとは思います。しかし歴史的価値の高い石橋が数多くある九州としてはあらゆる角度で写真を撮っておくだだけでも石の形の記録になるやもしれません。

この霊台橋は 全長が約90mもある大きな石橋で、今から170年ほど前(江戸後期)に、洪水にも流されない橋を造ろうと、肥後の石工によってわずか半年ほどの施工期間で建造されました。そんな突貫工事だったにも関わらず、今回の地震で欄干一つ落ちることなく立つ姿に驚かされます。現在の九州自動車道は橋という橋が壊れ、道路にはひどい段差がついてしまっているのに、この古い石橋の設計や施工の確かさというか、緻密さに感心します。(実際、九州の石橋には当時から耐震設計が施されたものが多数あります。)

よく見ると、橋の部分ではなく後から作られた道路の擁壁が崩れていました。 この道路を通って川へ降りた先には昔、茶屋があって、そこで橋を見ながら地元の料理を父母や嫁を連れてきて頂きましたね。今はこの道路が通れないからか、その前からなのか分かりませんが、営業はなされていないようでした。 ここへ至る道路も崩れたままで復旧ではなく、とりあえず片側通行にだけしている場所が多数あります。しかし、こうした地方の小さな被災箇所にも復旧が進むことを願って止みません。

16/08/09

釣りで訪れたのではありませんが、久しぶりに通る阿蘇の好きな風景は相変わらず、そこにありました。
しかし、被災の凄まじかった場所は本当に気の毒な状況です。
一日も早い復興のために、とりあえず色々していますが、お土産に工場が被災して生産が滞っていた西原村の陣太鼓を買って帰ります。
暑いですが皆さん、身体には気をつけて。暑中お見舞い申し上げます。

16/08/08

峠の夜明け、目指す渓流の方角に雷雲がピカピカと光っていました。最近は周囲から「てしまはポケンGOをしているのではないか」と疑われそうな勢いで携帯チェックに余念がなく、雨雲ハンターと化しています。しかし、 ここ数日はとんでもない雨量のゲリラ豪雨が九州のいたるところで発生しています。釣りの際は雨量チェックしながらお気をつけて。

週末は毎年良いヤマメの投稿を頂く河野さんととある渓流へ。 河野さんの地元も連日の酷暑ですが、やはり夕立が凄いらしい。しかも震災後は地盤の緩みを考慮に大雨警報の警戒レベルが上がっていて、警報が出たら、役場勤めの河野さんはすぐに招集という、心落ち着かない日々をお過ごしだとか・・・。 そんな日々に、久しぶりの釣りだから大きいの釣りたいなと話す河野さんでしたが、見事に尺上を上げてくれました。

ルアーはハッスルトラッド(ホロ・セルタチャート)、このカラー、人気が高く再要望の声が多いので次回に同色を仕込んでいます。今後は新色と同時に気に入ったカラーを補充頂けるよう、同カラーの再販も企画していきます。

河野さんからはマルコパゴットの偏光サングラスはパカパカの跳ね上げ式なので、曇りにくく、寒暖差のある渓流でとても重宝していると話してくれました。また写真には写っていませんが氏はとても足が細くて、通常のゲーターでは合わなかったらしいのですが、オーダーでバッチリ瀬でもズレません。今年はもう間に合いませんが、来年検討の方は早めにご注文ください。

ロッドは河野様愛竿のレボリューションRB55MSに花梨瘤(紅)のベゼルグリップ。ネットはコンクルージョンST26。
外気は35℃で水温は18℃前後。ベゼルのフロントキャップが白く曇っています。昨年末にもっと大型のヤマメの投稿を頂いているのですが、それはまた後日。そして幸運にも僕にも良型が来ましたが、それもまた後日紹介させて頂きます。
河野さん、Aさん、暑い中たいへんお世話になりました。良い釣りだったのに僕が紹介した定食屋がイマイチでしたね。ゴメンナサイ(苦笑)でも、また一つ、夏の良い思い出が出来ました。ありがとうございました。


16/08/06
本日はちょっと私的な話題で失礼します。

夏の海に乾杯。実はこれ、ついに我らが同級生の「春日どぼん会」の本田会長(45歳)がついにご結婚されたのでした。 スタッフの玲子が結婚したことに大いに驚き、最後は福山雅治が結婚したことに触発されたそうです。

昨年からすっかり釣りどころではない本田会長。何を言われても仏のような笑顔。同じく同級生の大木くんは先を越され、心から祝う気にはなれず、酸っぱいジュースで乾杯です。思えば、この写真に写っているメンバー全員はお互いが20代のクラブカスケット開業時のカヌーでバスしてた時からの付き合いです。(赤間、猪谷、大木、本田、手島)長い交友をありがとう。おかげで楽しい釣り人生を過ごせています。

さあて、暑いけど釣り開始。
クルーズの赤間船長から、「ここでは掛けてくれなきゃ困りますよ。」と言われたポイントで、素直なヒラマサからアタリが来ました。 今回のロッドは玄界灘東部の浅い海で掛けやすいブガッティブルーを封印してカーペンターのPSC61MLR(S)。見た目にもロッドを立てたファイトが楽しいです。

僕はこの竿(カーペンターのPSC61MLR(S))にソルティガ4500Hを合わせてしっくりきました。ちなみに、この竿のマスターと呼ばれる大木くんはノーマルギアのソルティが4500です。お互いはシャクリ方がまったく違うし、釣れるタイミングも全然違います。とても面白い状況です。

はい、大木くん!先日の10kgに比べたら余裕のファイトです。大なり小なり、場所を問わずに掛けまくります。いい加減、ヒラマサばっかり釣らずにそろそろ本田会長を見習って欲しいものです。

背後で「ドボン!」と音がして、「ぎゃー」と声がした。幸せすぎる本田会長はまさかのジグだけを海中に落とす。さすがは「春日どぼん会」の会長。魚の釣り方は多少忘れても、どぼん会の掟だけは必ず守ります。


ゴンゴンと海中で首を振るヒラマサに耐える至福の時間。マスクを被って、顔が見えないのをいいことに、その下では容赦のないニタニタ顔でファイトを楽しむという豊田さん。イヤラシい人だ。けれど安定したシャクリは群れの通過を逃さずコツコツとキャッチしていきます。


来月には靭帯の手術でしばらく釣りが出来なくなる猪谷さんも今回はPSC61MLRでファイト。
手術前にオオマサを釣るとハリキッテました。


オオマサは出ませんが良いペースで4kg頭にポンポンと釣っていきます。船中、小マサはたくさんリリースしました。
猪谷さん、お大事に。デカイの釣れたらお見舞いに持っていきます。


この日は3人がPSCを持ってきていたのですが、ブガッティブルーの水上さんもバンバン当ててます。(右)
写真が両者のロッドそれぞれのファイトスタイルを物語っていますね。つまりこういう違いです。竿の構え方をご覧ください。
実は、こちらも独身貴族の水上さん。「ウェブで嫁さん募集するけん、良い顔しなさい!」って言ったら・・・・
ジョークも分かる、真面目ないい男なんですよ、ホントは。。。(たぶん)

午前中、「僕は嫁さんが釣れたから、ヒラマサは釣れないんだ・・・」と釣り方を忘れてすっかりイジケていた本田会長のブガッティブルーが曲がりました。いや、真っ直ぐになってます。(笑)「根掛りなの?」って聞いたら「た、たぶん魚・・・」

久しぶりすぎて3kgくらいのヒラマサにも伸されております。ようやくキャッチした嫁さんへの釣魚のお土産。しっかり捌けるようになっていてよかったね。末永くお幸せに!



夕方の最後はキャスティングで頑張りました。シイラを捕食する大型ヒラマサを見つけ、タイミングよく僕が喰わせたのはよかったのですが、勢いのあるファーストランで一気にボトムでフックアウト・・・ けっこうデカそうでした。ドSの赤間船長にまた怒られました。デカイのは本当に難しい。今週末もガンバリマス! 皆様も良い週末を!


16/08/05

いくつになっても挑戦。
あご髭が白髪になる歳になっても、新たな釣魚への挑戦って楽しいものです。丸田さんは天神でジャズバー「キングフィッシュ」のマスターであり、ドラマーです。 先日もうちの康平が来週結婚する奥様と二人の夜を楽しんできていました。

そんな丸田さんが海にも川にも愛用するのハットはパタゴニアのサーフブリム。カモ柄はすでに紹介前に完売しましたが、使いやすいベージュがあと数枚あります。 もともとサーフィン中にも被れるキャップとして作られ、がっちりりとした顎紐の留め具は無骨でアーミーな男っぽさを感じます。 ツバも短めなので、まさに波が立つような風が強い日の日除けに最適なハットです。




Patagonia サーフブリム ¥5,000(税別)
青い空と青い海、ヤシの木が並ぶサーフポイントには憧れても、熱中症や頭痛はごめんです。小さめのブリムは藪漕ぎの邪魔にもならず、万一転倒の際は頭を保護してくれます。
Patagonia アトムスリング8L ¥6,000(税別)
肩がこらない程度の容量の斜め掛けバッグ。アトムスリング。丸田さんのようにG3のポケットとこのバッグを利用すればベストが要りません。



16/08/04
2016New Report happy stream day : Casket AMB : SATOSHI HARA

久しぶりの渓流釣行。 だんだん緑の濃くなる、木々の間からの光が心地いい、そんな森の中での釣り。
良いサイズのゴギも遊んでくれました。ハッスルトラッドは狭いスポットでも、良く動いてくれます。
また、501のセッティングは枝や蜘蛛の巣の多い込み入った場所でも、ラインを拾ってしまわないので1日使ってもトラブルがありません! 外せない戦力ですね

ロッド:RB55MS-US
ルアー:HUSTLETRAD 501
ネット:CONCLUSION ST26

ここ数日、かなり暑いですが、渓流の涼やかな流れに浸かると本当に癒されますね。原様、ありがとうございます。
ハッスルトラッド501はかねてから研究していた1フック対応のトラブルレス・ミノーです。トラブルとは主にキャストで岩に当ててフックを拾ったり、白泡の乱流にもまれて絡むことやリアアイを岩にぶつけてアクションが変わったり・・・と言ったよくあるトラブルを解決できるミノーです。下から喰い上げてくるアタリにはお腹のフックの重要性は否定できませんが、それでも追尾喰いのリアフックのチョン食いは、意外と多いものです。(特に夏以降)もちろんシングルフックをセットすると魚にも優しいのですが、それよりもチャンスを逃さずにトラブルレスでアクションに集中できるミノーという認識でメインルアーとして使う方も増えています。子供に501を使わせたら、そっちの方がよく釣れたと言うお話も・・・・。

僕はただ巻きの時のピッチの良さも手伝っているように思います。また反射板入りミノーも渓流魚にとっては、あまり見たことない存在の物体だと思います。好奇心旺盛な岩魚はよく釣れているようです。さて、今季最後のハッスルの販売はホログラムバージョンでの発売を予定していますのでどうぞお楽しみに!


16/08/03

毎晩どこかで花火が上がっています。子供が大きくなってから僕も嫁も花火を見に行くことはなくなりましたが、たまに嫁がお茶の練習にと浴衣を着て出掛けるようになりました。僕はどうも、、、まだ和服が似合いそうにないよ・・・・(汗)


さて、来期に向けてカスケットのトラウトロッドに新たなパーツのテストが始まっています。銘木をサンドした新たなエンド金具。
これまでのエンドにも交換可能なネジ径です。どうぞお楽しみに!


16/08/02

やや下流と源流部ではロッドを変えてみる。ボロンハンドルもシングルからベリーショートに替え、アルセドクライマーACB52MS(VS仕様)。
RB55MS-USに採用したブルーの特別なラッピングをACB52MSに施してみました。個人的にalcedo(カワセミの学名)にやはりロイヤルなブルーを合わせてみたかったのと、ベリーショートタイプとシングルタイプのガイドセッティングを変えて調整中なのでどちらかがすぐに分かるようにするためです。実はACB52MSは予備も兼ねて、二本以上持ちたいという方が多く、通常仕様を購入の後にカスタムの依頼が多数あります。ですから、カスタムを考えるのが苦手な方のために、RB55MS同様に人気の高いACB52MSの特別バージョンとして数量限定でオフ中に受付をするかもしれません。

ハッスルトラッド502。押しの強い吐き出しに真っ直ぐ入れても大丈夫なように直結して使うとメリットの方が多かったように思います。僕は最近ではルアー交換をスナップで行うのをやめて、毎回結び替えるようにしました。これは自ずと交換度にラインチェックが出来るメリットがあるからです。スナップは交換が早いメリットはありますが、ディープダイバーを泳がせる時にアイに絡み付いてエラーアクションを起こすことがありました。ですからオフセットリップのファルコンは必ずスプリットリングを付けて直結してください。 (中〜大型でアイとボディが十分に離れているものはスナップ交換でも絡むことはありません。)

今時期は必ず水は持っていくのですが、切れた時にも重宝なのがソーヤーミニです。ベスト背面に防水パックに入れて常に持ち歩いています。手の平よりも小さく、重量はたったの50g前後。アクアペルに入れるなら0.5Lで十分なコンパクトさです。ペットボトルとも合体できるので、初めは中身の入ったペットボトルとこの浄水器の本体さえ持っていけば渓流では常に安心な水を確保できます。

コレラ菌、ボツリヌス菌、チフス菌、アメーバ赤痢菌、大腸菌、大腸菌群、レンサ球菌、サルモネラ菌、微生物(ジアルジア、クリプトスポリジウム、サイクロスポラ)、、、説明書に書いてあるもの全部書きましたが恐そうな菌ばかり。(汗)細菌よりも微細なウイルスや重金属、放射性物質の除去は出来ませんが、元来、野山から採取できる水をその場で飲用水に変えることを主眼に開発されているので、万一の有事の際には心強い水分確保の頼れる道具だと言えます。熱中症にはくれぐれもお気をつけて!



ソーヤー MINI 浄水器 ¥4,000(税別)
渓流の水が飲める!フィールドでの水分補給はもちろん、防災グッズとしても秀逸です。
カスケット RB55MS-US ¥41,000(税別)
特別なアンサンドフィニッシュ仕様のレボリューション55。製作はもうじき追いつく予定です。ご予約受付中です。
カスケット パックロッドシリーズ ¥36,190〜(税別)
パックロッドシリーズ「アルセドクライマー」は現在3機種。ACB52MSにはさらにベリーショーバジョンも存在します。
防水パックシリーズ ¥600〜(税別)
水辺で濡れるのは付きもの。色々なサイズをいくつ持っていても損はありません。



16/08/01

足跡がなさそうな渓流を選んだつもりでも、夏にそんな忘れられた谷があるはずがない。第一、僕が忘れていないんだから。(笑)
写真のような岩が点在し、適度な水深と流れがある区間はハッスルトラッドが心地よくキラキラと泳ぐ。

夏の色濃くて綺麗なヤマメがギランとひったくる。マクロで覗くと宇宙のような深緑と星屑のように様々な光が顔を覆う、好きなヤマメの色だ。
適度な緩流が続いたかと思うと、夏の夕立で水量が多く流れには白い区間も多かった。確率的に白泡が吐き出される淵に真っ直ぐミノーを投げ込まないといけない場面では、HT501かトラッドミノーを選んで欲しいけど、HT502でずっと通したい方はフロントアイに何も付けずに直結でお使いください。このミノー、この方がどの場面でも性能をフルに発揮できるように思います。

アップクロスを主体にかなり動きのレスポンスを上げているハッスルトラッド502は後ろから来る流れの勢いが強すぎると、フロントのフックが先に流されてラインを拾ってしまう。しかし、写真のように直結して頂くと本来のハッスルトラッドの動きがダイレクトに伝わってトウイッチのタイムラグも少なく、フロントアイを拾う確率が大幅に減ります。これはヒラマサのプラッギングでも動き過ぎるプラグを押し波(アップストリーム)に投げ入れる際のトラブルを避ける一つのテクニックです。

つづく。