今年の春、モノクロームの滝ケ平くんと秋田へ出掛けた。幸運にも三匹のサクラマスに出会えたのは全てのミノーがこのバレットだった。
このミノーは名前の通り、弾丸のように春の強風の最中でもぶち飛んでいく。そして110MDFよりも深く潜る。水位、場所次第ではMDFの方が合っているポイントもあるが、この時は秋田県内のどの河川も直前の大雨と雪解けが遅く大増水だったのだ。
【Bullet110DRF】
LENGTH:110mm<
WEIGHT:約10.2g(フックレスウエイト)
TYPE:ダイビングレンジフローティング(DRF)
潜行深度:1.5m前後(クロス〜ダウンクロス使用時)、最大深度2.0m程度
推奨リング:#3
推奨フック:がまかつ トレブルSPーMH #5、ピアストレブル#5
価格:税込13,800円
リアにかけて砲弾型の形状が飛距離を生み、フロントの大きなリップで深く潜る。この2点が相反する課題をギリギリのところで究極を目指している。実際に飛ばしてもらうと分かるが、重心移動のインジェクションと変わらないほど安定して飛ぶから驚く。
カラーは上から滝くん考案の「美ら海・グリーンバイトマーカー」このカラーには心底参った。「ブルーバックも欲しいね。」とだけのリクエストに若いエネルギーが加わるとこんな発想を生み出すのだ。釣れそう。(笑)
中央は今回の釣果も上がった「Gチャートヤマメ」このゴールドベースのチャートバックは濁りのある流れからサクラマスをバイトさせた。ぜひ持っておきたいカラーだ。
そして最下段はズバリ「モノクロームヤマメOB」。昔、ファルコンで僕が企画したカラーを滝くんに依頼。背負う名前も相待って迫力のあるカラーに仕上がった。シンプルながら素晴らしい銀黒オレンジベリーの昇華系だ。
エラ赤もそそるトラウトカラー3色の展開。今回は作者である滝くんのインスピレーションでバレットはトラウト系の顔だという。そこであえての定番の鮎カラーは用意しなかった。
最後に、このミノーの唯一の弱点を知っておいて欲しい。それは半面割で作るバルサでロングリップを取り付けると、どうしても比重差などで左右どちらかに偏ってアイチューンをしなければならないミノーが出てしまうことだ。言わばこれはアイ調整をして出荷された証だと思って欲しい。
実際(本当の話)僕と滝くんは特にアイがどちらかに偏ってセットされるミノーばかりを使用して釣っています。全く問題はありません。
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