ホーム >>  フライ  >> South Platte Brassie

South Platte Brassie サイズ#16

1960年代にコロラド州のサウスプラット川(生息する鱒達は巨大で、気難しいことで有名らしい)でジーン・リンチ氏が、釣り仲間のケン・チャンドラー氏、タグ・ダベンポート氏らと共に完成させたと言われるニンフフライです。

ある日、ニンフを仕上げる時間がなく彼は電気配線用の銅線の下巻きを施しただけの鉤を、とりあえずフライボックスに放り込んだそうです。
後日、釣りをしていてシンカーを使い果たしてしまった彼は、先日巻いた銅線巻きのフライがシンカー代わりになると思い、本命フライから数インチ放したところに結んだ仕掛けを川へ投げたところ、シンカーとして付けたはずの銅線巻きフライにばかり大型の鱒が掛かったことで、このフライが誕生。リンチ氏が使用したのは真鍮メッキ銅線であったことから、後に「ブラッシー」という名前が付けられたそうです。当時、ヘッド部分は黒の熱収縮チューブが使われていたそうですが、その後により鱒を惹きつけるピーコック(孔雀)に置き換わっていき現在の姿になっています。なぜこのフライが魚を惹きつけるのかはわかりませんが、現在ではカディスとミッジの両方の幼虫を模倣する効果があるのではないかとされています。シンプルにして機能的な美しいフライです。

現代ではどちらかというとビーズヘッド仕様のイメージが強い同フライですが、今回は当時を彷彿とさせるビーズ無し仕様で、ビンテージフックに巻いて製作しました。フックサイズは#16ですが、現在のスタンダードフックであるTMC100などと比べると小さく、#18に近いサイズ感です。

キーワード


new

ロスト&ファウンド

South Platte Brassie

こちらはご予約商品です。完成までに1ヶ月お時間を頂戴する場合がございます。

サイズ#16

¥600+tax

(予約)