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[photo] ウールフェルトの種類

こちらは貼り替え用のウールフェルトの販売です。
*2021.05.24追記
ウールフェルトをはじめてお使いの方は通常のアクリルとは減りの速さが違うことを予めご承知ください。
以下のご説明をお読みください。


源流のシャワークライマーには一般的なウールフェルトはアクリルフェルトと比較して滑りにくいです。その差は歴然です。
その秘密は素材の柔軟性に富み、それが最後まで持続するためです。わずかな突起の岩や凹みにもフィティングします。

今回企画したのは最近のシムスブーツのフェルトが硬いため、日本の渓流に合っていないと感じたためです。特に垂直に踏める割と平坦な渓流であれば問題はありませんが、滝を登るような傾斜の強い渓流では斜めに踏み込む時間の割合が増えるため、少しでも摩擦力(フリクション)性能が高いソールでないと渡渉が難しいです。

【サイズと種類】
■共通サイズ:140mmX350mm
(1)オリジナル羊毛フェルト(羊毛70%)厚さ:15mm(柔らかい)
(2)オリジナル羊毛フェルト(羊毛70%)厚さ:12mm(柔らかい)
(3)白色羊毛フェルト(羊毛100%)厚さ:12mm(やや硬め)

【使い分けの特徴】
いずれも羊毛70%以上混合で最後まで柔軟性を保ちながら減っていきます。
最も分厚い15mm厚のフェルトは減りを考慮に分厚くしています。その分、斜めの斜面に向かう場合、ソールが厚く柔らかいので若干下にずれ動く感覚になります。減ってしまえば徐々に失われますが、しっかりとした足取りを確保したい方は(2)→(3)の順になります。

特に(3)は白色フェルトで70%の(1)(2)と比較して硬質な仕上がりです。フリクションも最高で踏み心地もしっかりとしています。いかんせん、高額なのがネックです。減り方は両者の差はそれほどありません。アクリルフェルトと比較したらウールの減り方はかなり早いこともご留意ください。

【取り付けについて】
取り付けはフェルトをご購入の上、お近くの靴の修理店などにお尋ねいただき、ご自身で持ち込んでください。

【ワンポイントアドバイス】
ウールフェルトの剥離防止に爪先、踵にビス(18mmビスを4〜8本)を打ち込んでおくと最後まで外れにくく、減りを軽減できます。硬いフェルトのように足裏に数カ所打つのはお勧めしません。打ち過ぎると柔らかく吸い付くようなウールフェルトの追従性を損なう可能性があります。





ここで斜面図を見ていただいて想像いただきたいのが、フェルト厚さ増(15mm)による弊害です。15mm厚はヘリが遅くなるのでメリットはありますが、斜面でのソール自体が柔らかいゆえに踏ん張った時に靴底がやや動く感覚になることがあります。これが嫌な方はフリクション性能も歩き心地も抜群な12mm厚を選んでください。また高価ですが白色のウール100%フェルトも抜群ですが、減り辛さは大差ありません。


カスケット

貼替用ウールフェルト

12mm厚ウール70%(2枚入り)

完売 SOLD OUT

15mm厚ウール70%(2枚入り)

¥5,300+tax

12mm厚ウール100%(2枚入り)

完売 SOLD OUT

キーワード

源流, シャワークライミング, フリクション, シムス, G3