プラグ用アシストフックという発想
カスケットが作るトッププラグ用ショートアシストフック。
ミスバイトやミスフッキングの多いヒラマサキャスティングゲームにおいて
まずはフック、針を見直しました。もともとトリプルフックは3方向へのフッキングが可能ですが、フッキングするのはいつもどれかひとつの針です。3方向に広がることで確率は上がりそうですが、それぞれの針へのフッキングベクトルは実はひとつの方向しかなく、しっかりラインを張って強い力で何度も追いアワセを入れる必要があります。
このことから餌用の針などでは当たり前の耳つきの針をプラグに使えないかと思ったのがそもそもの始まりです。耳付きの針はテコ原理を応用して針先が魚の口に触れるとほとんどの角度で引っ張るだけで針先が肉に食い込むようになっています。このことによっていくつかのメリットを紹介します。
【メリット】
■フッキングが早い。針先が触れて引けば乗る!
■トリプルよりも幅の広いフックが使えて顎の大きな魚にもフックアップ。
■あらゆる方向に首を振られてもバレにくい。
■小型プラグに大きなフックが合わせられない時に
シングルの大きめを使うことができる。
■プラグにフックサークルがつきにくい。
■吸い込みが良い。
プラグ用のラインはザイロンノットの20号を使用しています。
以下の重量を参考に、あとはプラグの前後間隔を見て干渉しないように合わせてください。
(1)プラグ用アシストフック(パイク)2/0 1.4g(2.8g)
(2)プラグ用アシストフック(パイク)3/0 2.1g(4.2g)
(3)プラグ用アシストフック(パイク)4/0 3.1g(6.2g)
(4)プラグ用アシストフック(パイク)5/0 4.25g(8.5g)
(5)プラグ用アシストフック(リベット)3/0 2.1g(4.2g)
(6)プラグ用アシストフック(リベット)4/0 2.9g(5.8g)
(7)プラグ用アシストフック(リベット)5/0 3.95g(7.9g)
トリプルフックの重量とバランス
ST66 #1 2.2g=(2)または(5)
ST66#1/0 3.3g=(1)の2本掛け
ST66 #2/0 4.5g=(2)または(5)の2本掛け
ST66 #3/0 6.6g=(3)または(6)の2本掛け
ST66 #4/0 8.9g=(4)または(7)の2本掛け
ST66 #5/0 11.4g=(7)の2本掛け+アルファ
livet hook, asist hook, 平政