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SIMMSウェーディングブーツのソールについてあれこれ考えてみた。

シムスのウエーディングブーツのソールは「フェルト」、「ビブラム」、「フェルト+ビブラム」の上の3種類に大別されます。

フェルトソール ビブラムソール フェルト + ビブラムソール

※詳細説明はこちら

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■コケなどが付着した石へのグリップ力(滑らない)が高い。
■川の中を主に遡行することが多い場合に向いている。
■枯れ葉の多い山林や高巻きが多い場所は歩きづらい。
■湖の赤土がある斜面では足を取られることがある。
■耐久性に優れている。
■水を吸収しないので重くならない。
■移動時の車内が汚れにくい。
■サーフや本流域の河原を歩くことが多い時におすすめ。
■コケなどが付着した石へのグリップ力が低い。
■ビブラムの耐久性とフェルトのグリップ力を備えている。
■フェルト分が少ないため水を吸っても重くなりにくい。
■デメリットはソール交換ができない。

【なぜ、シムスはビブラムソールのパターンが多いのか?】
シムスは数年前の一時期、フェルトソールを廃盤にすると宣言しました。しかし多くの要望で現在、フェルトは復活しましたが、本来シムスが推していこうとするビブラムソールはそれから5パターンも作られ、またフェルトとビブラムを使用したハイブリッドモデルも作られました。
ビブラムソールの展開にはシムス社の意欲が伺い知れます。以下は長年フェルトもビブラムも使用している代表の手島と私(スタッフシゲ)の私見です。全国通津浦々、様々なフィールドでの使用感をもとに、それぞれのソールの特徴を読み取ってみました。

それぞれ特性はありますが、濡れた岩、樹木などの多い渓流歩きで最も滑らないソールはやはり(1)フェルト、続いて(2)ハイブリッド、(3)ビブラムの順だと思います。ここからは用途に合わせて、より掘り下げて考えてみます。

SIMMS FELT SOLE フェルトソール


“FELT SOLE”は濡れた岩、樹木などの多い渓流歩きで最も滑らないソールです。
フェルトソールは細かい繊維の集まりで出来ており、コケや濡れた岩や木などへも高いグリップ力があります。渓流釣りでは川の中を歩いたり、コケの付着した石の上に乗ることも多いことから、最初のブーツを選ぶのであればフェルトソールがオススメです。使用により徐々にフェルトが擦り減りますが、ソール交換もできます。デメリットは枯葉などが多い場所や泥炭地はグリップが効きにくく、サーフなどの砂地では目詰まりしてしまいます。
このソールを使用したブーツ: フェルトブーツ一覧

SIMMS VIBRAM SOLE ビブラムソール・5パターン

ビブラムソールは2017年モデルとして5つのパターンがあります。

ビブラム(1)【STREAMTREAD PLATFORM】

simms
“STREAMTREAD PLATFORM”(STと略)は湖や苔の少ない岩の多い場所や砂利浜、砂浜を歩くのに適しています。
シムスウエーディングブーツに最初期から長い期間採用され、シムスのビブラムソールの基本となるパターンと言えます。フェルトに近い性能をビブラムで再現するように設計されたと考えられ、柔らかいゴムで同じパターンのブロックがソール一面に配置されています。岩との接地面積を上げ、ソール全体で均一にグリップできるパターンです。5パターンあるビブラムソールの中で唯一、このモデルだけがソール交換ができます。また、フェルトと同じように全面にスタッズを打つことができる点も他の4パターンと異なる点です。(スタッズの利用については、また後述。)デメリットは深い草地や泥炭地ではグリップが効きにくく、泥が目詰まりしやすい点です。
このソールを使用したブーツ: RIVERTEK2 BOA BOOTFS BOOT

ビブラム(2)【RIVERTREAD PLATFORM】

simms
"RIVERTREAD PLATFORM"(RTと略)は(1)STの改良版、より弱点を克服したフェルトに迫るビブラム最上位モデル。
シムスのウエーディングブーツの最上位モデルに使われています。(1)のSTと同じくブロックが一面に配置されていますが、テトラのようなブロックはSTよりフェルト性能に近づくための改良品だと思われます。減りやすい先端と後端はパターンを変え、耐久性、耐用年数が向上。外周には三角の大きめのブロック、内部は小中のブロックを組み合わせることで、STと比べると同面積あたりの接地面積は広くなり、グリップ力が期待できます。しかし、ブロック間が狭いので泥などがつまりやすく泥炭地などは性能が損なわます。
このソールを使用したブーツ: G4 BOA BOOTG3 GUIDE BOOT


ビブラム(3)【HEADWATERS PLATFORM】

simms
HEADWATERS PLATFORM"(HWと略)はRTの苦手な泥炭地でも目詰まりしにくいパターン。葦や草地などにも向いています。
HWはご覧の通り、ブロック間が広く設定されており、方向性が均一でないパターンを持つことで、あらゆる方向への滑りに対処しています。シムスのカタログにも最もオールマイティな性能を有すると書いてあります。 しかし、設置面積が少ないことで(1)STや(2)RTよりも、濡れている大岩などへのグリップ力は多少劣るかもしれません。
このソールを使用したブーツ:HEADWATERS PRO BOOTHEADWATERS BOOT

ビブラム(4)【VAPORTREAD PLATFROM】

simms
"VAPORTREAD PLATFROM"(VTと略)は林道などを長く歩く場面に適しています。
このソールはご覧の通り、外回りに頑丈で四角の大きいブロックが配置され、内部の細かいブロック(岩への接地を増やす部分)の消耗が少ないように思われます。つまり、林道をはじめ入脱渓時に乾いた路面を長く歩く時はこのブーツを選ぶのが長持ちします。
しかし、接地面積を稼ぐはずの小さいブロックは内側のみ配置なので、グリップ力はやや期待できません。よって水中をたくさん歩く場合には不向きだと思います。
このソールを使用したブーツ: VAPORTREAD BOOT

ビブラム(5)【INTRUDER PLATFORM】

simms
”INTRUDER PLATFORM”(IRと略)は砂浜のウェットウエーディング、ボートデッキシューズに最適。
INTRUDER BOOTSはウエーダー着用ではなく水はけの良いソックスを使用して進む夏向けのブーツです。ソールは(3)のHWと同じくブロック間が広く設定され、隙間が大きい。これは川歩きというよりは、砂浜での使用やボートデッキシューズと言えそうです。また、外周に(4)のVTと同じように大きいブロックをメインに使うことでビブラムの消耗が少なく長い歩行にも向いています。 よって、上記4パターンと比較して川の中の水中歩行には向きません。

SIMMS HYBRID SOLE「Felt + Vibram」フェルト+ビブラム


”HYBRID SOLE”は、高巻きが多い渓や長く歩く場面に向いています。
INTRUDER BOOTSはウエーダー着用ではなく水はけの良いソックスを使用して進む夏向けのブーツです。ソールは外回りをビブラム、内をフェルトにすることでビブラムとフェルトそれぞれのグリップ力を活かした設計です。また、外回りに大きいブロックを使うことでフェルトの消耗を抑え、長い歩行にも向いています。高巻き(滝などを避け、山側を迂回すること)や林道歩行の多い源流、シャワークライミング、などに向いています。 デメリットはフェルト部分をうまく使って濡れた岩を歩くには慣れが必要で、ソール交換ができません。
このソール使用したブーツ:INTRUDER BOOTS

いかがでしたでしょうか?歩き方によっても違うので一概には言えませんが、我々スタッフが使用してきた見解です。実際にブーツを選ぶときは、デザインをまず決めて、フェルトか。ビブラムか。といった選び方が大半かと思いますが参考になれば幸いです。