ヌーベルヴァーグはトラウト用ジグミノーとして開発されました。北海道在住で無類のサーフフィッシャーの中島さんが製作を繰り返して、辿り着いたジグミノーの完成形です。実は5年ほど前から僕も北海道遠征の際に使用させて頂いて、嬉しい釣果の恩恵を頂いていました。この当時、中島さんが「櫻波｜オウハ」と呼んでいたのをご記憶の方もあるかもしれません。つまりこのジグミノーの完成形が今回の「NOUVELLE VAGUE｜ヌーベルヴァーグ」です。ヌーヴェルヴァーグの由来はフランス語で「新しい波」の意で、1950〜60年代に起こった映画革命の呼称です。ただ広い海岸で鱒族の回遊の新しい波を待ちながら投げ続けるサーフでのひとときは退屈なようですが、このジグを使っているときは次のキャストにはなにか来そうな気がしたものです。それくらいサーフでの実績が高く、僕らは信頼しています。中島さん個人の過去成績でも年間サクラマス、アメマスは三桁を超えており、惜しむらくはオホーツクのサクラマスのアベレージが低いことでした。ぜひ一般的な販売になることで皆様からの釣果報告を作者の中島さんとともに心待ちしています。

NOUVELLE VAGUE｜ヌーベルヴァーグ　NV98
全長：98mm、重量：24g、タイプ：シンキング、適合トレブルフック：♯6〜4 適合シングルフック：対象魚に応じて適宜調整下さい。
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【ヌーベルヴァーグの使い方について】
オススメの使い方はフルキャスト後、５〜１５秒ほどラインを張ったままカウントダウンで沈めます。すぐに巻き始めるよりもラインが水中に入ることでより飛び出しにくく、しっかりと水を噛んで良いアクションが出るようになります。巻き取りスピードは波の圧力を感じながら調節しますが、特に引き潮の時にはかなり水圧を受けるので驚くほどのスローリトリーブが可能です。理想的なピックアップはテクニックと慣れが必要ですが波打ち際でのヒットが多いのでピックアップ寸前にちょうどルアーに抵抗が掛かるよう波のリズムを見て、引き波でとどまる時間を増やすように調整すると釣果がグンと上がります。実際、ここでのバイトは釣れる鱒の３割を占めると言っても過言でありません。それを良く知る中島さんは立ちこまないので、いつもウエーダーを履かず、ハンターブーツがスタイルです。おかげで魚の撮影がイマイチなのが彼の難点なのですけどね・・・（苦笑）

【ヌーベルヴァーグの推奨ロッドついて】
ジグミノーは飛ばしやすいルアーです。重量は２４gあり、風があってもしっかりとキャスト出来る竿であればどの竿でも大丈夫です。カスケットのラインナップでは以下のロッドが推奨となります。
｜ソルティスペイサイド（詳細紹介ページ）｜SSP97ZHS｜SSP89XHS｜
｜スペイサイド（詳細紹介ページ）｜SPB92XHS｜SPB88HS｜
｜バルキーバック（詳細紹介ページ）｜BBB88XHS｜
｜トライアンフ（詳細紹介ページ）｜TRB83HS｜TRB77HS｜*トライアンフは海よりも湖の使用に向いています。