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Hustletrad 501、 502 販売受付ページ推奨スプリットリング推奨シングルフック
これまで様々なインジェクションミノーを使い、素材をはじめ、その長所と短所を見てきました。ハッスルトラッドがこれまでのインジェクションと異なる点をこれからご説明します。

(1)超低重心化のための外付けウエイト。

一般的なインジェクションルアーのウエイトは内部に組み込むものです。作業性的にその方が圧倒的に作り易い。しかしそれをあえて、下部にむき出しの状態で内蔵する構造にしています。最終的にはコーティングされて見えなくなるのですが、これ以上ない、ギリギリの最下部にウエイトが仕込んであります。これはミノー内部の上下関係を浮きのようにはっきりとさせ、左右ぶれの戻りのピッチを少しでもあげるための構造です。結果、シンキングなのにキビキビとしたアクションが実現されています。さらに軽量ミノーでは不可欠なベリーフックのバランス効果が期待できないリアのみのシングルフック構造でありながらこのウエイトシステムの効果で早く引いても回転する事はありません。

(2)差し込み薄型リップ。

これも一般的なインジェクションミノーではリップは一体成形されているのですが、あえて差し込みタイプを選択。職人泣かせな工程ですが、実はこの案は職人の方からも出ていました。それは一体成形の分厚いリップではなく、薄いリップで水の抵抗を受けることでストップの効いたトウイッチアクションが可能となるからです。微妙な違いですが、追尾速度に合わせて仕掛けることを追求すると、この止まれるトウイッチの差は微妙ではありません。ミスなく魚が咥え、また弾き方次第で、魚を見てタイミングを合わせた喰わせが出来ることが非常に重要かつ有効なのです。このトウイッチは軽くラインスラックを叩くだけで動かせます。流れに合わせ、適正な間隔、強さでスラックラインを弾くと、従来品よりも水中で多回数にアピールさせます。またウオブリングにロールが必ず加わるのでミノー位置が認識しやすく、次のコース取りを瞬時に考えられるのも特徴です。伴って、カスケットが拘るスイッチアクションのただ巻きではやや大きめのウオブ+ロールでかなりの低速でもアクションが可能となっています。


(3)Type501とType502

今回のハッスルトラッドには全長の違う1フックの501、2フックの502の2モデルがあります。通称、50mmクラスということでゴーマルイチ、ゴーマルニと呼びます。1フックは数年前から試していたリア・シングルフックの最終型と言えます。フライマンの方もよく来る当店では「ルアーはトリプルでガチャガチャになるからね。」と言われるのが僕にとって耳の痛い話題でした。「ミノーでフライのように1フックで釣ることは出来ないか?」を考えた結果、先にご説明したウエイト配置、フックの位置関係現在のが答えです。 さらに、この下付きのフック位置は重心が下向きに働かせる効果があるだけでなく、キャスト時にリアをぶつけてアイが曲がり、本来のアクションが狂ってしまうトラブルも回避させています。
ちなみに2フックタイプは追尾してくるパターンでなく、垂直食い上げの渓魚を獲れることはもちろんですが、ウエイト配置をウッドのトラッド50mmを踏襲し、フロントウエイトを追加。アクション時に水深をより深く、1アクションから浮き上がりを押える前傾姿勢が取りやすくなっています。(前傾効果はウッドが大。)また外付けウエイトは共通ですので、Type502をあえてリアのシングルのみや前後ともシングルフックにてご使用頂いてもアクションエラーは起きません。それぞれの狙いやコンセプトに応じてあなただけの使い分けを楽しんでください。

2015.04.10(現在)より初回ロットの受付を開始いたしま。当初は混雑も予想されます。販売を数回に分けたり、予告なく休止して再開を繰り返す可能性もあります。納期については5月GW明けから開始予定ですが不測の事態もあるため、正確な納期は随時HP内にて報告させて頂くことでご了承頂きたく存じます。(納期報告の個別メールはいたしません。)

さて、昨年テストカラーでの実釣ハイライトにつきましてはまた改めてご紹介するとともに、
37cmの雄ヤマメは次号鱒の森に寄稿させて頂きましたのでご覧頂けると幸いです。